シネマジャンキー

観た映画の紹介と感想。

01.虐殺器官

f:id:cjkcus19:20171001142916j:plain

個人的総評 2.5 / 5

 

【 あらすじ 】

youtu.be

 

ラヴィス・シェパード大尉率いるアメリカ情報軍特殊検索群i分遣隊は、暗殺を請け負う唯一の部隊。
戦闘に適した心理状態を維持するための医療措置として「感情適応調整」「痛覚マスキング」等を施し、更には暗殺対象の心理チャートを読み込んで瞬時の対応を可能にする精鋭チームとして世界各地で紛争の首謀者暗殺ミッションに従事していた。

 

そんな中、浮かび上がる一人の名前。ジョン・ポール。
数々のミッションで暗殺対象リストに名前が掲載される謎のアメリカ人言語学者だ。
彼が訪れた国では必ず混沌の兆しが見られ、そして半年も待たずに内戦、大量虐殺が始まる。
そしてジョンは忽然と姿を消してしまう。彼が、世界各地で虐殺の種をばら撒いているのだとしたら…。
ラヴィスらは、ジョンが最後に目撃されたというプラハで潜入捜査を開始。
ジョンが接触したとされる元教え子ルツィアに近づき、彼の糸口を探ろうとする。

 

ルツィアからジョンの面影を聞くにつれ、次第にルツィアに惹かれていくクラヴィス
母国アメリカを敵に回し、追跡を逃れ続けている“虐殺の王”ジョン・ポールの目的は一体何なのか。
対峙の瞬間、クラヴィスはジョンから「虐殺を引き起こす器官」の真実を聞かされることになる。

 [公式サイトより引用]

 

原作 : 伊藤計劃

監督 : 村瀬修功

脚本 : 村瀬修功

キャラクター原案 : redjuice

出演 :

   クラヴィス・シェパード / 中村悠一

   ジョン・ポール / 櫻井孝宏

   ルツィア・シュクロウポヴァ / 小林沙苗 …他

 編集 : 長坂智樹

美術監督 : 田村せいき

音楽 : 池瀬広

アニメーション制作 : manglobe → ジェノスタジオ

制作 : Project Itoh

配給 : 東宝映像事業部

 上映時間 : 115分

映倫区分 : R15+

2017.02.03公開 / 日本

 公式ホームページ : 

project-itoh.com

 

 【 感想 】

  これはこれで好きだが、原作とは違う作品として観た方がいい。

ラヴィスがクラヴィスたる「母(家族)」と「死」に関する要素がごっそり無くなっているので、なんだかただ単に流されてクルクルさせられている人を眺める作品になっている。主人公はクラヴィスよりも、ジョン・ポールの方がよかったのではないだろうか。大まかな流れはわかりやすかった。細かいストーリー改変はこの映画のラストを思うと合っている。が根本的に制作陣とボクの原作理解の仕方が違う気がしてならない。

作品の理解は人それぞれなので、仕方がないけれどもなんとなくもやっとする映画。

 

【 関連商品 】